お知らせ

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2025.12.08 スタッフブログ 地下神殿 ~地底に広がる都市の盾~

先日、埼玉県にある 首都圏外郭放水路の見学に参加しました。テレビなどで“地下神殿”と呼ばれる巨大空間をご覧になった方も多いと思いますが、実際に足を踏み入れると、そのスケールと静けさに圧倒されます。

この施設は、豪雨時に周辺河川が増水した際、余分な水を地下へ取り込み、長大なトンネルを通して江戸川へ流すという、首都圏の水害・災害対策の要となるインフラ です。巧妙なメカニズムが、私たちの暮らしを見えないところで支えています。

見学当日、地下に入る入口横のグラウンドでは、地元の子供たちがサッカーを楽しんでいました。
巨大な地下施設が都市を守る一方、その真上ではいつも通りの生活が営まれている――その対比がとても印象的でした。

内部に広がる調圧水槽は、巨大な柱が整然と立ち並び、まさに“地下神殿”と呼ばれるにふさわしい光景です。世界最大級の設備が黙々と災害リスクを引き受けていることを実感しました。

今回の見学を通じて、災害の頻度が高まる時代において、このようなインフラの存在がどれほど私たちの安全を支えているか、改めて考える機会となりました。